こんにちは!広報担当の竹村です。
UTS Japanのサイトにお越し頂き、
ありがとうございます。
今日は中国で10億人ユーザーがいる
WeChatアプリについてお話しをしていきます。
様々なシーンから見るWeChatでできること!

福岡でもQRコード決済ができるお店が増えてきたので、決済システムとしてのWeChatのイメージが強いかもしれませんが、本当に大切なのは、 WeChatのミニアプリだと感じています。
ミニアプリとは?
WeChatをダウンロードしておけば、アプリを複数ダウンロードする必要がないアプリです。
公式アカウントでのプッシュ型のメール通知だけではなく、「オンラインショップ」「飲食店での注文・支払い」など、出来ることが幅広くなります。
実際に、中国でどのように使われているのか、写真も交えてご報告してみたいと思います。
1、WeChat公式アカウントでつくるファン化の仕組み

2019年3月の上海に行った時の写真です。
南京東路(ナンジンドンルー)に行った際、入り口付近で韓国の「KAKAO FRIENDS」の上海向けキャンペーンが行われていました。
日本で言うところの店舗でのプロモーションとして、LINE@を使っているのと同等の使い方の事例ですね!

友達登録するとカチューシャをゲットできるということで。歩いていると多くの方がこの「KAKAO FRIENDS」カチューシャをつけていました。
ちょっとしたグッズをもらうために。
WeChat公式アカウントをフォローする。
公式アカウントからは定期的に、
ブランドのお知らせやキャンペーン情報が届く。
もちろん解除する方もいると思いますが、
なんとなく読み流す人も一定数いるはずです。
もともと列に並んで、
ブランドに興味を持ってくれた方ですから、
もしかすると定着率は他のキャンペーンより
高いかもしれませんね!
2、交通系クレジットとしてのWeChat

地下鉄の支払いを
スマホのQRコードで出来るという仕組みです。
これは「地下鉄公式アカウント」だけでなく、「地下鉄WeChatミニアプリ」も追加しておくことで
簡単に支払いが出来るそうです!
私はまだWeChatでの支払い機能までが付随していないので、なかなか使いこなせてないのですが、現地の方は普通に使っていました!
3、中国の生活に寄り添うWeChatアプリ

WeChatをダウンロードすると分かるのですが、中国の方の生活が詰まっています!
ホテルの予約、鉄道や飛行機のチケットも取ることができます!
(もちろん旅行専用のアプリもありますよー!)
LINEと比較するのも違うかもしれませんが、LINEはWeChatの後を追っているのかもしれませんね。(両会社とも2011年に生まれた会社になります!)
4、飲食店に導入すべきWeChatミニアプリの役割
WeChatが支払いシステムや、LINEの代わりになるコミュニケーション型のアプリだと思っている方が多いかもしれませんが…
訪日ビジネスを考えているのなら、
私はこの「WeChatミニアプリ」でできる、注文、決済システムの導入が必要不可欠だと考えています。
もちろんUTS Japanでも、WeChatミニアプリの導入サポートを行っています!
(いつでもご相談ください!)

お店に座ると、
座席ごとにQRコードが貼られています!

QRコードを読み込むと、
メニューが写真つきで表示されます。
私はまだまだ中国語がよめないので、写真を見るだけでわかるのは本当にありがたかったです!
逆を言えば、中国の方が日本に遊びにきた時に、メニューを開いて日本語ばかりだと読めません。
もちろんスタッフが丁寧に身振り手振り、英語や翻訳アプリを使って説明することも良いのですが、忙しい時間帯だとなかなか丁寧に説明するのは難しかったりしますよね。
でも、このアプリがあれば大丈夫!
WeChatミニアプリでメニューを設定しておけば、そのまま注文までサクサクとできます。
(支払いもそのまま出来るとなるとさらにスムーズですよね)
5、飲食店でのWeChat導入例はドリンク専門店でも!
飲食店の導入では、大人気ドリンク店でも見受けられました。

店内もおしゃれで、
どの時間帯も人が多い印象でした!
こちらのお店も
「WeChat公式アカウント」
「WeChatミニアプリ」
を使って展開をされています。
ちなみに、口コミだけで人気を高めて、中国の深センからはじまり全国展開をしています。

オーダーもミニアプリでするように、
レジに並んでいた際に案内されました。
レジ前でアプリ起動!
「飲みたいものを選んで、支払いまで完了!」
番号が表示されているので、
アプリの画面を見せて商品を受け取ります!
最近、東京都内のスタバでも行われている
モバイルオーダー
(https://www.starbucks.co.jp/mobileorder/guide/)
と方法は一緒です!
だけど、アプリを別に取る必要がないのが、WeChatミニアプリのすごいところ!
(福岡のタピオカ専門店に導入してあげたい!並ぶのも楽しみのひとつ、プロモーションのひとつだから列がなくなると困る気もしますが…)

美味しくマンゴーソフトクリームを食べました!
(本当はタピオカが美味しいのです!)
編集後記〜WeChatミニアプリの導入が作る世界〜

はじめて中国に訪れて感じたのは
①WeChatアプリの浸透率
②SNSと人との距離感の近さ
この2点は強烈な印象を持ちました。
ビジネス、プライベート関係なく「WeChat交換しませんか?」が挨拶のように交換をします。
日本だとLINEはどちらかというとプライベートで、少し仲良くなってから交換することが多い私としては、「そんなにすぐに交換するのですか?」と始めは驚いたのですが、この距離感こそが中国のポイントのひとつなんだと考えています。
それまでWeChatはLINEのようなコミュニケーションツールだと思っていたのですが、
中国の方にとってWeChatやSNSというのは、
「出来るだけ早く、無駄なく、情報に触れる」
そのための手段であり、ツールになります。
ということは、中国市場を見据えた訪日観光、訪日ビジネスを行っている方にとって、WeChatは決済機能としてのアプリではなく、もう一歩踏み込んだ、関係性構築、情報提供手段だと考えた方が理にかなっているはずです。
UTS Japanでは、
「WeChat公式アカウント作成」
「WeChatミニアプリ制作」
「アカウントプロモーションのアドバイス」
も行っておりますので、
導入をご検討の方はご連絡ください。