はじめに
皆さま、こんにちは。広報担当の竹村です。
こちらの文章をご覧いただいております皆さまの地域は大丈夫でしょうか?
連日コロナウィルスのニュースを見ながら、友人やビジネスパートナーたちのことが気になったり「このままではいけない!」と自分自身を鼓舞したりとしております。
事態の終息のタイミングが今は見込めませんが、ビジネスをはじめ影響が最小限となること、そして、皆さまの健康を願いながら記事を書かせていただきます。
本日の記事は弊社代表の古閑より情報をいただき、上海の様子等を写真付きにて掲載させていただきます。中国の徹底した政策等垣間見える情報となっています。
今後また中国の経済状況等もお届けしていきますので、ご覧ください!
>>弊社代表のYouTubeチャンネルも更新しております!!
現在の状況について…
海外の国・地域の政府公式発表に基づくと、3月22日12:00現在、日本国外で新型コロナウイルス関連の肺炎と診断されている症例及び死亡例の数は以下のとおり。
新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(HPより)
人数が多くなっているだけではなく、感染者がいる国が増えている現状となります。各種航空会社が航空便を減らすなどの対応をされていますが「いつまで」「どのレベルでの注意が必要なのか」が一般的には判断し難いところです。
日本人帰国者の隔離様子
・中国では国内封じ込め成功。
・3月15日時点感染者数8万人、死者数3200人
(現時点)
→海外感染者の逆流を防ぐ
ということに重点を置かれた対策を整えられています。
(現場の状況)
・空港に到着してから空港外に出るまできびしい検疫のチェックにて。9時間の時間を要した(現場の混乱)
・自宅があっても、各住居の区によってバスで移動
・隔離期間は2週間(14日間)
・住民区の管理によって、部屋からの外出は不可能
・買い物、食事は、出前・配達アプリで調達
中国経済の影響
<マイナス面>
→経済成長のエンジンとなっているサービス産業の落ち込みが大きなマイナス
影響を与える
→特に不要不急であるエンターテイメント産業(化粧品、ファッション、お
酒、ジム、ヨガ、ダンスなど)は大打撃。外に出ないので、お洒落の必要性が
ない。
(UTS上海社員の子供たち。オンライン授業の様子)
<プラス>
→情報通信技術(ICT)を活用した遠隔教育・遠隔医療
→今回の新型コロナウイルスの感染拡大によって、教育とテクノロジーを掛け
合わせた「エドテック『Education×Technolog(教育×テクノロジー)』」の他にも、5Gを利用した遠隔医療やデジタルツールを 活用したテレワークが進んだ。
※中国では危機への対応速度が本当に速い。新学期開始の延期や帰省している 学生の登校禁止などの通知が1月26日。1週間後の2月2日には、オンライン授業導入が決まった。その後、急ピッチで準備が進められ、当初の予定通り2月24日に新学期がスタート。
景気対策
新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済を立て直すため、今年の後半にかけて大型経済対策が打ち出される予定。
2008年のリーマンショック直後に中国政府がとった総額4兆元の大規模景気刺激策の規模の景気対策があるだろう。特に危機対処の一助となったインターネット分野への未来志向型の投資が期待される。これにより5G基地局の敷設が一気に進み、結果として5G対応スマートフォンの需要も高まるかもしれない。