上海ではたらく総経理の日記

【米中貿易摩擦と豚肉の関係】中国のCPI(消費者物価指数)に与える影響について

2019.9.15

中国の大きな社会問題となっているのは、アフリカ豚コレラの大流行による豚肉価格の上昇だ。

 

先日、上海の居酒屋で豚キムチ炒めを注文したら、豚肉がちょびっとしか入ってない。

 

馴染みの店員に「なんじゃこりゃ!90%キムチやないか〜」と文句を言ったら、「没办法(仕方ない)でしょう〜」と苦笑い。

 

でも、コトの重大さを思い出し、こっちも「うん、没办法だな〜」と返すしかなかった。

 

米中貿易摩擦 豚コレラ

豚コレラ発生により全国で100万頭が殺処分され、豚肉価格は現在、2倍となった。

 

600円(40元)/キロが、
1200円(80元)/キロに高騰。

 

このニュースの重要な点は、単なる豚肉の値上げという社会問題ではなく、我々のような中国企業経営者にとって、
社員の給与上昇に直結する可能性がある。

 

米中貿易摩擦 豚コレラ

 

社員の昇給参考基準の一つは、CPI(消費者物価指数)。
CPIの主要基準は食品で、うち食品の主要基準は、「豚肉」の価格である。

 

中国人にとって、豚肉は特別な食材。

 

世界最大の豚の生産・消費地で、世界の半分の豚が中国に集まっている。
(食肉類相場の基準値となっており、今回豚肉だけでなく、牛肉も50%値上げしている)
今回の豚コレラ問題が、給与上昇圧力になるのは避けられない。。。

 

米中貿易摩擦 豚コレラ

 

この問題の背景としては、中国の環境対策と米中貿易摩擦がある。

構図はこうだ。

 

①環境対策として、国内の養豚専業者以外の養豚を全面禁止
(処理設備のない一般農家の養豚は、環境汚染に繋がる認識)

②国内供給が減ったので、米国から輸入を大幅増加

③米中貿易摩擦勃発。米国から輸入を緊急停止

④輸入代替先としてロシアから大量輸入

⑤ロシアの輸入豚がアフリカ豚コレラの感染が発覚

⑥国内の豚に大量感染

⑦全国で100万頭を殺処分

⑧豚肉価格の高騰

⑨インフレ上昇(企業経営圧迫)

 

米中貿易摩擦 豚コレラ

 

一つのニュースの背景には様々な事象が折り重なっている。
この問題で、中国国民が政府の政策に不満を露わし始めていることも見逃せない。

 

食べ物の恨みは怖い。

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